製品FAQ

可変抵抗器

ターミナルまたは枠がキンク状にフォーミングされており、プリント基板穴に挿入した後スイッチが抜け落ちないよう、保持される構造です。

・手はんだ
はんだごてにより人の手ではんだ付けを行う方法です。

・ディップ(はんだ)
溶融したはんだの流動する中を通してはんだ付けする方法です。

・リフロー(はんだ)
表面実装用はんだ付けの方法で溶融はんだによらず、クリームはんだなどにより基板、部品全体を加熱し、はんだ付けする方法です。

操作軸の軸線方向に荷重を加えた時に、耐えられる最大の力をいいます。

・絶縁抵抗とは、端子(活電部)と本体または操作軸の間の絶縁性を抵抗値で表したものです。

・耐電圧とは、端子(活電部)と本体または操作軸の間に電圧を加える時、絶縁破壊を起こさずに一定時間耐えられる電圧の最大値をいいます。

・平軸
つまみを圧入して使用する最も一般的な軸形状。

・セレーション軸
つまみを圧入して使用する外周に規則的な山を形成した軸形状。

・溝軸
つまみを圧入または側面からねじ止めして使用する軸形状。

周囲温度と連続して印加できる最大電力の関係をいいます。定格電力に対する百分率で表します。

抵抗器の規格値を代表する抵抗値(基準の抵抗値)です。

・定格電力とは、可変抵抗器で連続して印加できる最大の電力をいいます。

・最大使用電圧とは、可変抵抗器に応じて規定された抵抗体に印加できる電圧の最大値をいいます。

操作軸が回転または移動の両終端の位置にある場合、抵抗体両端の印加電圧に対する1‐2端子間または2‐3端子間の電圧比を表すもので、デシベルで表示します。

操作軸が回転または移動の両終端の位置にある場合、終端の端子(1端子または3端子)としゅう動端子(2端子)との間の抵抗値をいいます。

・軸がたとは、操作軸の直角方向に規定の大きさの力を加えた時の操作軸のがたつき(傾き)のこと。操作軸先端のがた(振れ)は操作軸の長さに比例して大きくなります。

・軸の傾きとは、可変抵抗器本体の取付面を基準として、操作軸に荷重を加えない状態で、軸線と取付面の平行または直角方向のずれをいいます。

可変抵抗器を操作した時に発生する電気的な雑音で、電圧や、抵抗値比率で表されます。

操作軸の両終端間の機械的回転角度です。

可変抵抗器の全回転角度の中央地点に設けられたクリックをいいます。

可変抵抗器の基本的性能の一つで、1‐3端子間の抵抗値およびその許容される範囲を示します。

連動形の可変抵抗器を構成する複数の抵抗素子のそれぞれの抵抗変化特性のずれをいい、デシベルで表します。

可変抵抗器の抵抗変化特性を減衰量で規定した時の印加電圧に対する最高出力電圧の差をデシベルで表したもので、その値は小さいほど良いです。

可変抵抗器の4番端子を表します。抵抗体の中間位置に接続された端子で、ラウドネス回路やバランス調整用回路などで用います。

可変抵抗器の端子で、電気的に機能しない端子をいいます。

可変抵抗器の端子番号を表す場合、抵抗素子の両終端に接続した端子をそれぞれ1端子、3端子といいます。また、しゅう動接点に接続した端子を2端子といいます。

炭素系材料を皮膜状に形成した抵抗体で、一般用可変抵抗器の抵抗素子に使用されています。
炭素系以外に金属系材料を使用した抵抗体もありますが、弊社では取り扱っておりません。

可変抵抗器の回転角度または移動量と1-2端子間出力電圧(または抵抗値)の変化状態を表す特性をいいます。

高温高湿中で長時間使用される場合に、抵抗体基板に付着した水分が水層を形成して銀がプラス極からマイナス極へ移動する現象をいい、絶縁抵抗の低下またはショートといった問題を起こします。対策としては電極間隔を広げることや銀にカーボンコートを行う等があります。

可変抵抗器は、電圧調整形(図A)でのご使用をお勧めします。電流調整形(図B)でご使用の場合は、セット回路によって抵抗体としゅう動子間の接触抵抗の影響を受ける場合がありますので、実使用条件にて十分ご確認ください。