簡易駆動が可能な振動フィードバックデバイスとして、国内外で多くのお客様に選ばれているhaptic reactor。2004年に最初の製品がALPINEブランドのパルスタッチナビに搭載されて以来、大手ゲームメーカーをはじめ、VR/AR、自動車、携帯電話、ヘルスケア機器などに幅広く採用されてきました。2024年末までの累計出荷台数は4億台以上。世界中で老若男女さまざまな人が、その感触に触れています。

市場には多様な構造のデバイスがありますが、haptic reactorは「リニアレゾナンスアクチュエーター」と呼ばれるもの。Resonance（共鳴・共振）という言葉のとおり、内部に独自技術を用いたバネ共振構造を備えています。電磁誘導の原理をもとに、バネ共振構造の振動体に電気を流し磁化させて振動を生成。簡単な回路で駆動できるとともに、小型化しやすいメリットがあります。さらに、アルプスアルパインが培ってきた精密加工、磁気設計、電気設計などの高度な技術を注いでおり、小型ながらさまざまな感触設計に対応するデバイスとなっています。

最新のラインアップは、多彩な振動感触を生み出すAFTシリーズ、パワフルな振動力を発揮するAFRシリーズ、コンパクトサイズでシャープな振動感触を生み出すAFDUシリーズ。