[名古屋]オートモーティブワールド カーエレクトロニクス技術展

当社は2025年10⽉29⽇(水) ~31⽇(金)に開催される「[名古屋]オートモーティブワールド カーエレクトロニクス技術展」に出展いたします。

出展概要

名称 [名古屋]オートモーティブワールド カーエレクトロニクス技術展
会期 2025年10月29日(水)~31日(金)
会場 ポートメッセなごや
出展位置 N12-16
公式サイト https://www.automotiveworld.jp/nagoya/ja-jp/about/carn.html別ウィンドウで開きます
主催者 RX Japan株式会社

出展製品

タクトスイッチ®ダブルアクションタイプ

一段目3.8N、ニ段目6.8Nの重作動力をわずか8×8mmのサイズで実現しました。
これにより、従来2個のスイッチを用いていた窓の開閉操作や、多機能デバイスを用いていた車内インフォテイメントの操作を省スペースかつシンプルな機構設計で実現することができます。

haptic reactor「AFDUシリーズ」

従来比約90%のサイズダウン(体積比)を実現した小型触覚アクチュエーター「AFDUタイプ」。
高い振動性能をそのままに、メカ設計と磁気設計を最適化する事で、サイズを抑えながらも十分な振動力を実現。ステアリングやエアコン操作部に使用した場合でも、十分な操作感を提供します。これまで設置が難しかった狭小スペースにも対応可能です。車載機器のタッチパネル化が進んでいますが、振動による操作フィードバックを出すために当社の触覚デバイスにて、自動車の内装デザインの高品位化に貢献します。

haptic reactor「AFRシリーズ」

カーナビやカーオーディオに加えて、空調機能などを集中操作するHVAC制御をディスプレイ上で行ったり、ADAS機能を用いたIVIシステムのタッチ操作時の振動フィードバックにより確実に状況を伝える機能として安心・安全に貢献します。

インキャビンセンシング

2種類の小型カメラを活用する事で、ドライバー、同乗者をモニタリングし、安全で快適な車室内環境を提供するインキャビンセンシング。RGB-IRカメラ※1では視聴用のColor映像を、TOF-IRカメラ※2では測距用のDepth画像を、それぞれ認識用の赤外線(IR)画像を同時に撮影します。これにより、暗所でも人物の動きや位置を正確に把握でき、車室内への子供置き去り防止や、搭乗者の耳の位置を測定し、最適な音響を提供するなど、安全と空間価値向上に貢献します。

※1 RGB(赤・緑・青)画像とIR(赤外線)画像を同時に取得できるカメラ
※2 赤外線でカメラと物体との距離を測定するTime-of-Flight(TOF)技術でDepth画像を取得すると同時に、IR(赤外線)画像を取得できるカメラ

サーフェスエンコーダー

中空のエンコーダーをディスプレイ上に直接貼り付けて設置することができます。これによりディスプレイの表示とエンコーダーの操作を一致させることができます。

高精度車載用GNSS測位モジュール (推測航法機能内蔵)

補正情報無しで車両位置誤差50cmの高精度測位を実現します。このモジュールは、GPS、GLONASS、BeiDou、Galileo、NAVIC、QZSS、SBASなど複数の衛星システムに対応しており、車載用途に最適です。自動運転機能の高度化に貢献し、RTK基準局や補正情報の使用に伴うランニングコストを不要にします。

パワーモジュール一体型コアレス電流センサー

高精度磁気素子を採用したコアレスタイプの電流センサー。外付けの電流センサーに比べ、体積比は1/6となり、小型、軽量化を実現。搭載省スペース化により、セット設計におけるレイアウトの自由度が向上します。組込み後、補正不要で使用できるため、工程費の削減が可能です。コンパクトながらも大電流(~2000A)のセンシングに強みを持ち、EVやハイブリッドカーのインバーター、バッテリー部などへ搭載が可能です。

磁気センサー

センサーのレイアウトの配置自由度が高く、角度の検出を高精度に行える磁気式角度センサー。
設計自由度とシステム信頼性の向上に寄与する当社の磁気センシング技術で車載・産機・医療市場を横断し、モータ制御の課題解決に貢献します。

ローカル5Gユニット

車載向けに開発した高い信頼性を誇る5G通信デバイスを、新市場として期待されるロ-カル5G向けとして新たに提案します。長寿命・耐熱・耐湿・耐振など環境耐性に優れ、高い堅牢性を実現します。屋外での使用やセンサ連携をすることで、限定エリア内において5Gの特長である低遅延・同時多接続・高速通信を活かしたさまざまなデータ伝送を可能とし、スマート工場や建設現場、物流、インフラ、農林水産、スマートシティなど幅広い産業分野でデータ活用による新たな付加価値の提供に貢献します。

IC(電流リップル検出)

プラシ付きDCモーターの電流リップルを検出し、パルス信号に変換して出力する回路機能を1chip化しました。
モーター回転検知には磁気センサーの使用が一般的ですが、当ICの使用により、センサーレスのシンプルなシステム構成でモーター回転検知とモーター負荷電流モニタリングが可能です。パワーウィンドウなどブラシ付きDCモーターを制御する車載用途に用いることができ、構造上の優位性を活かした設計の柔軟性向上、コスト削減、軽量化に貢献します。